読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

るろにん綴り

ぷーたろー気分のシングルマザーです。子育ても仕上げの時期となり、思い出したことも含めて書いてみる。

「保育園 落ちた」を越えればオーライなのか?

子どもは保育園だけではカバーできません。

 実際に出産するまでは、「子どもは保育園に預ければ普通に働ける」などと考えてましたが、甘かったですね。保育園の預かり時間は非常にシビアです。

 公立の保育士は当然のことながら公務員なので、基本は定時終業であり、土日祝は休みです。6時以降は延長枠に入れた子だけ「お残り保育」があり、それも7時で終わりでした。土曜日も特例的なクラス編成で預かってもらいましたが、迷惑なのでやめてほしいと常に圧力がかかっていました。(と言われてもやめられませんけど!)

 つまり、保育園に合わせると、親は早朝・遅番シフトのある仕事にはつけません。土日祝シフトも当然のサービス業なんて全然無理ですね。女性がつきやすい仕事といえば販売などが有力だと思うのですが……。保育園のサービス制度はお粗末だと思います。

 無認可の保育園で土日や深夜までやっているところもありますが、まともな保育園であればあるほど保育料が高い。認可保育所とベビーシッターさんを併用する人もいるけど(これを二重保育という)、いずれも月額10万円超えの保育料になったり。よほどの収入がないと耐えられません。

 あと、病気やケガで保育園から呼び出しをくらうことが多々あります。たいしたことがなくても、大事をとって保育園はガンガン保護者に迎えを要求してきます。朝の検温で微熱があっても登園はできません。

「病児保育」をする保育園もあるのですが、手続きが面倒だったり遠方だったりします。突発的な不調のときに預けてすぐに仕事へ、という使い方は無理とわかりました。法定伝染病で長期に保育園へ行けないときなどを想定した制度なんでしょうね。

 高給取りではない一般人の対応策としては

  • 市の保育ボランティアを利用(有料ですよ)
  • ママ友と相互サポートする

 これくらいでしょうか。保育ボランティアは知らない人にポンと預かってもらうのではなく、親子ともに顔合わせと慣らし保育の必要があります。ママ友とは普段から親子ぐるみで付き合ってないと無理ですね。

 

子育てと仕事の綱渡り

 で、ワタクシはと言いますと。保育ママは慣らし保育が必要というところで前へ進めず、ママ友と仲良くするのも苦手。ってことで、おおむね独力で綱渡りの生活をしていました。

 出産後、仕事を得るまでがいちばん大変でしたね。保育園はまだ入れず、無認可に一時預かりしてもらったのですが、ゼロ歳児を預かってくれるところは本当に少ない。保育環境もお粗末で、部屋が暗くてなにやら怪しげ。「大丈夫? 死んだりしないよね?」と不安にかられながら就活していました。

 どんなに急いでも一回の面接で何千円もの保育料がかかるし、辛かったです。シングルマザーでゼロ歳ゆえか、そのうち認可保育所に入れたので一息つけました。(ゼロ歳クラスは当然ながら途中入所枠があるので入りやすいのです)

 普通に出勤する仕事につく可能性も探っていたのですが、乳児がいるとわかった時点で却下され、応募するだけ無駄だったようです。結局、フリーで在宅でできる仕事になんとかありつき、病気やケガの呼び出しなどに対応できる体制になりました。

 しかし、ここで勘違いしている人に言いたい。

 在宅ワークをなめないでほしい。子どもを見ながら普通に仕事をするなんて、無理な話なんです!!!!

 急ぎで夜に仕事をしたり、子どもが病気で登園できなかったときは、納期がおして泣きそうになりました。子どもがいると邪魔されてばかりで、超低速でも仕事になりません。(子どもにすれば拷問ですよ。ママがいるのに邪険にされるなんて!)

 このときばかりは知人に来てもらって乗り切りましたが、お返しにできることも少なく、本当に申し訳なくいたたまれなかったです。

 市の保育受付では「在宅なら保育の必要性は低い」みたいな扱いを受けますけど、じゃあおまえやってみろと言いたい。仕事は仕事、在宅は特に品質勝負なので甘くないです。

 また、在宅といっても打ち合わせが長引いて迎えの時間に間に合わないかも、という場面があったり、先方の指定時間がもとから保育時間内に収まってなかったり、ヒヤヒヤすることも多かったです。子どもを理由に都合をつけてもらうことが多いと受注が少なくなるので、そのへんをごまかすテクニックも必要です。 

  この時期はいつもヒヤヒヤしているのと、子ども迎えに走っていた記憶しかありません。

 

日本死ね」でなくて、これからは。

  現状、産休・育休が取れて、復帰後も時短制度があったりと恵まれた環境の職場で働ける人が最高ですね。出産まで有期雇用で働いていた自分がアホやなあと思いました。ま、仕方ないですけど。そういう仕事の選び方はしてませんでしたから。

 今後は、女性も男性も家族のために突発的な休みを「お互い様」と認め合える職場が多くなるといいなと思います。子育てする女性だけが特別扱いで、他の人が損した気分になるのではなくて、です。

 介護のためだったり、自分が医者に行ったり、いえ、美容院やセミナーに行くとか私用で休むことも、みんなでやればお互いさまではありませんか。

 実際のところ、育児休暇で長期に休むと復帰が大変です。また、休暇終了後は子どものために休まなくて済むというわけでもありません。

 育休や介護休暇制度を長くするよりも、誰でも1時間単位で必要なときに休める環境だったらいいなと切実に思います。

 がんばれ、日本。