るろにん綴り

ぷーたろー気分のシングルマザーです。子育ても仕上げの時期となり、思い出したことも含めて書いてみる。

産後自殺が死因の第1位だなんて。

今日のニュースに驚きました。産後1年以内の女性の死因、第一位が自殺だそうです。産後うつはよくある症状なのですが、「2016年までの2年間で少なくとも92人」。

かすかな自殺願望が子供ができたことで霧消する……ということを私は実感していたので、これは衝撃でした。

昔に比べて産後自殺がどのくらい増えているのかわかりませんが、最近は共働きで里帰り出産が減っていること、祖父母世代の高齢化で手助けが困難なことも関係しているかもしれませんね。

子供の命や将来にかかわるかも? とあらゆる場面で考えてしまって、何をするにも決断がこわい……と孤独に辛い思いをしている人も多いでしょう。

こういうとき、きっちりした有能な人ほど大変なんですよね。子育てするうえで、安全や健康に配慮するための情報をたくさん集めて、あれもこれも気をつけなきゃ、ってなりますから。

私も大雑把な性格とはいえ、情報が入れば入るほど「そのとおりにしなくてはいけない」と思ってしまって、しんどかった記憶があります。だいたいノウハウ的なことって「〇〇すべき」「〇〇に注意」「〇〇はダメ」と、忠実に従おうと思うとそのとおりできなかったり、面倒だったりすることばかりなんですよね。

 

今思えば、授乳指導を守るのがいちばんしんどかった。

まず、出産準備品目に「体重計」が必須とありました。

出産後、家に帰ったらすぐに使います。授乳前に体重を測り、授乳後にもう一度測って、飲んだ量を記録する。母乳が足りないようなら粉ミルクを足してやる。(私の栄養不良だったのか母乳は少なかったので)。つまり体重計の目的は、飲みが足りなくないよう、多すぎないよう測ることでした。

がんばりましたよ。授乳指導で言われたとおりに。最初は母乳→足りなければ粉ミルクをやる。

結果として、1ヶ月健診で「飲む量が全然足りない。母乳はもういいからどんどんミルクをやって」と言われました。子供は出にくい母乳を飲もうとする段階で疲れてしまい、必要量のミルクを飲めていないようだとのことでした。

思うに、マニュアルどおりにやろうとするあまり、私がもたもたしすぎていたんでしょうね。それで子供の飲み方が悪くなったんだと今は確信しています。

でも、ドクターに言葉に出さないにしろ「ダメだなあ、こんなんじゃ。ちゃんとしなきゃ」みたいな態度をされて傷つきました。一生懸命やったつもりだったのに。 

 

あの一ヶ月の記憶にあるのは、体重計・記録用ノート・授乳時間の間隔といったこと。他にも哺乳瓶の消毒だとか、グッズや慣れない手順が多くて手間取りましたね。そもそも、子供の様子よりも、体重計測によって飲み足りたかどうかを判断するなんてアホみたいじゃないですか? グッズや手順に気を取られて子供の様子を感じ取ることが疎かになるなんておかしいじゃないですか?

もはや子育てというより、化学の実験をやってる感じですよ?

 

初めての子育てでは、やるべきことや、やり方の情報などは必要ですが、「なぜ必要なのか」「無理ならやらなくてもいい」「このくらい適当でも大丈夫」といった情報もぜひ必要だと思います。

そういう情報は専門家が書いたものより、楽しい子育てブログにたくさんあるんじゃないかな。しかし、信頼性の問題があるので、保健指導のときに「適当でも大丈夫なポイント」を教えてほしいですね。そして母親が気分的な余裕を持てるようになるといいなと思います。

 

 

 

 

出汁にでる輝かしき主婦の品格。

男は餌付け、などと以前に書いた気がする。

とはいうものの、私は料理がとっても苦手です。息子が独立したのちは、母のご飯を楽しみに里帰りするなんて一切ないかもしれない……というおそ松さん。今のところ一応「作ってくれてありがとう」くらいは思ってくれてるようですが、それも私にとって料理が苦痛だと知っていて、その労力に感謝しているだけなのでしょう。

 

先日、中高時代の同窓生が集まったときのこと。

(なぜか私はガラにもなく良妻賢母を育てる系の女子中高出身です。ここの生徒は大金持ちではない地味めのお嬢様がたが多かったのですが、何に対しても常に本物・上質をお求めになる筋のいい家の芸術にも造詣の深い文化的な方々でした。私はなじめなくて苦難の日々を送りました)

凄腕主婦で料理上手なみなさんは、出汁をとるための昆布はどのタイプを購入、だしじゃこはどこのデパ地下で、といった話題で盛り上がってました……。

 

「長い間、出汁なんて取ってないなあ」

つぶやいた私に「どういう意味?」「なんで?」と、みなさんドン引きしてました。

私はこのところ上等な白だしを購入するというちょこっと贅沢に気を良くしていたのですが、「だしをとらない」などとは、彼女たち主婦の鏡のような方々には考えられないことなのでした! 誕生日ケーキも基本手作りの方たちですから無理もないけど。

  1. 食の安全を考え、防腐剤・化学調味料・加工食品などは避ける
  2. ふだんから本当に美味しいものを食べる

この2点を基本に考えれば、だし昆布にこだわるくらいは当然なのですね。しかし、いちいちネットで食品の出どころを調べたり細かく成分表を神経質にチェックするといったことはしないようです。

それは、しっかりした生産者から食品を買えばそういったことはクリアできるからです。「しっかりした生産者」というのは必ずしも著名の大手メーカーではなくて、産地そのものがブランドになっている食材だったり、老舗で製造した調味料だったりということです。上質なスーパーが近隣にない人は、宅配野菜を注文するということもしているそうです。

 

あからさまに贅沢なご馳走をいつも食べているわけではなく、食材・調味料すべてに美味しくて安全な「良いもの」を求め、あちこちでひと手間を余計にかけて食事を作る。普段の食卓は見た目は地味でも、素材を厳選し、それを最大に生かすよう工夫して家族に食べさせているのです。

当然、お金も時間も標準的な家庭よりも多くかかりますが、家族の健康と食の楽しみを預かる輝かしき主婦の品格と言えるでしょう。あっぱれ。

 

こういう人たちを前にするとへこみますね。こちらは惣菜コロッケがメインディッシュだったり、出汁入り味噌を愛用してたり、弁当はすべて冷凍食品だったりしますので……。私は料理きらい・時間がない・お金もなかったし、余裕のあるマダムなあなたたちとは違うんだよねー、ってひがみっぽくなります。

シングルマザーとしては、毎日働いて時間に押されて余裕がないと、料理は時短が第一になるんですよね。この状況、あなたたちにわかる? と言いたくもなりますが、子供が成長してそんな時期も過ぎたので、もう言いません……。

 

 

さて、このところ、ひとりの食卓が多くなったので、毎日のようにひとり鍋か野菜炒めなんかですませていて、たいへん味気ない日々です。さすがに飽きてきました。

時間に余裕ができてきたので、今後は私も少しましな料理を作ってみてもいいかな? という気になってきました。たまには面白がって作れるエスニック料理なんかを作ってもいいなー。家族のためでなく、自分のためなら好きに作れるのがいいですね。そして特別なときだけ、人にふるまおうと思います!

 

義務で作るのでなく、趣味としての料理を始めるのは楽しいかもしれません。

 

 

 

シャワーフックを交換する

シャワーフックが壊れた

それは春先のことであったと思う。何ヶ月もそのまま放ってあった。壊れた部品はそのまま、シャワーヘッドは浴槽の縁などに置いていた。

 

INAXにそのうち修理を依頼しようと、ユニットバスの品番を撮影してグーグルkeep(付箋アプリ)に表示してあったのだが、電話しないまま今まで来てしまった。

 

時間がなかったわけではない。無気力すぎますね。

 

交換用の部品を購入。

無気力が過ぎると家が荒廃します。家は手入れしないと荒れていく。荒れた部分が多くなってきたので、さすがにひとつ片付けないと、とシャワーフック修理に動く。

 

INAXに電話する前に、試しにネット検索してみました。

すると、あるわあるわ、「シャワーフック壊れた」関連のブログや、部品販売のページが!

 

手摺兼スライドバーについている高さ調節可能なシャワーフック、どうやら壊れやすいらしいです。

LIXILのページによるとスライドバーの直径24mm用と30mm用があると。24mm用しか販売していない。30mm用は安全のため販売してないと……。30mmなら修理を呼べということですね、ふむふむ。

早速、壊れた部品のサイズを測り、24mmと確認。結局、LIXILではなく楽天の設備屋さんで購入したのでした。

 

なぜ失敗するのか?

商品が到着しました。

結論を言うと、装着できませんでした。完全に失敗です。あらためてスライドバーの径を見ると30mmで、購入したのは24mmと合いません。

なんで間違えるんでしょうね?

たぶん、「修理を呼ぶのは面倒だから24mmであってほしい」という希望的観測がそうさせたんでしょうね。部品の関係ない部分の径を測っちゃったんだろうなあ。

合わないものは返品不可のため、捨てるしかありません。

本日あらためて、30mm用の部品を注文。LIXIL直販でなければ、ふつうに販売されていました。

 

無気力はあらゆる失敗のもとですね。やることが投げやりでした。もうちょっと気合を入れていかなくちゃ と反省しております。

 

 

生産性って何それおいしいの? 副業ライターはじめました

副業で、ライターを始めました。空いた時間でちょこっと稼げたらいいなーと思い立ったのです。しかし、仕事は甘くない。生産性低いため、ヒーコラ言ってます。

昔、少しライターをやってたことがあったから、そんなに心配してなかったんですけどね。やってみると書くのが遅い! 遅すぎる!!!!

これではいったい、時給はいくらなのっ……。という状況です。

 

取材に行かなくてもできるWebライターですから、もちろん報酬は安いけど、その分難易度は低いと見てたのです。いわゆるコピペライターをマシにしたくらいの感じかなと。

(契約違反になるので具体的なことは書けないんですが)

まあ、思ったような依頼内容だったんです。一般向けのライフハック系のネタで、ネットでいろいろ調べたら書けるような記事ですね。でも、コピペでなく調べるとなると、それなりに時間がかかります。そして、文章を書くのが自分で思ってたよりめちゃくちゃ遅かった。おかげで空き時間どころか、休日の家事と睡眠の時間が減るほどツメツメで仕事するはめになっちゃいました。

 

「こんなんだったら続かないカモ……」

 

と感じていたこの頃なのですが、始めてすぐやめるなんて情けない。ピシッとわかる文章を速く書けるようになりたくて、仕事しながら上達したい気持ちもあるので、もう少し続けたいです。情報収集のスキルも上げたいし、世間で話題になってる話題に多少明るくなれるのもメリットです。

 

そこで、へこみつつ「ライター」で検索してみる。

「ライターになる方法」とか「ライターで稼ぐ」とかいうブログがいろいろとひっかかかりました。

「安いWEBライターで稼ぐには、1時間に2,000字書けるようになればいいんです!」

と書いてる人を以前見かけた。今回はもっとすごいのを見つけたよ。

 

「1時間に8,000字くらいいきます」という人がいた。

 

超有名ブロガーさんです。書いてる内容はコピペなんかじゃありません。依頼されたネタじゃなく、まったくのオリジナルです。ふだんから小ネタを拾い、専門といえるくらい詳しい分野の情報を集め……。

ははは。神かよ?

小説の教室のようなところに出入りしていたことがあり、そこでは時速1枚(300〜350字くらい)書ければいいとされていたんですけどね。小説と記事では違うとはいえ、お金を稼ぐってのは大変なことです。

 

ライターをやってた時代、そんなに遅筆を気にしたことはなかったんだけど、なんでかな?

思うに、あの時代は今ほど「生産性を上げろ」と言う人が少なかったんだな。

好きなだけ残業してて良かったし……というか、残業しないとヒンシュクな感じだったからね。自宅でフリーライターをやっていたときも、仕事を時給換算なんてしないで、ただがんばっていたような気がします。

 

短い時間で大きな成果を上げるのが、生産性。

でも、そればっかりを考えると人生は良くならないと思い直した。

超有名ブロガーさんも書いてました。「慣れないと時給200円くらいになっちゃう」って。でもそれを気にしてたら、慣れて速くなるところまでやってられないですよね。生産性以外に自己研鑽の時間も入ってるんだと考えないとダメです。

 

先日、こんな話を聞きました。

生産性、生産性という掛け声で残業禁止になってから、フランス人の自殺が増えた。

 

なんか、すごくわかります。

ーー仕事時間内はめちゃくちゃ生産性が高くないとダメ。

ーー時間内はちょっとでも気を抜いたらダメ。

そんな働き方は精神的にしんどいです。ダラダラ残業させられるのもイヤですけどね。

 

ま、副業ライターは自分で調節できるはずなんですけど、もうちょっと生産性を上げる技を身に付けないと、休みがなくなってしまう。ので、がんばります。

 

男は、餌付け

食は家庭のキホンと言いますが

今週は月曜から、寝坊してしまいました。

で、お弁当を作れなかった。前日に「今週は月・火・水とお弁当がいるんだよね?」と息子に確認したくせに。

出勤時間が遅いシフトとなり、息子の弁当以外に早起きする理由がなくなったのですが、「これだけは」やらなくちゃと自戒していた矢先、痛恨の極みです。

以前は「朝は弱いし作るののろいし、お弁当なんて絶対無理」と言い切って、遠足のときくらいしか作りませんでした。中学では一食300円で立派な給食があったから。(橋下・大阪維新の実施で、中学給食と高校授業料無料の恩恵だけは認めねばならないですね)

 

しかし今、息子は高校生です。夕食は週4回、簡単なものを食べてから帰ってきます。朝はシリアルのみだし、お弁当を作らなければ、まともなものを一食も食べさせていないことになる。

一日に一食くらいは作ったものを……と、ここ一年半ほどはガラにもなく、まじめに弁当作りをしています。(メインは冷食だったりしますけども)

 

「お母さんはごはんを作る係ではない」と宣言した夏。

ワタクシ料理、苦手です。献立を考えるのが面倒です。手際も悪いし、作るのに手間がかかると疲れてきます。まったくお母さんとして、不適当な人間ですね。

息子が高校一年の夏。

「しばらく、ごはん作れないからね。 昼も夜も自分でテキトーに作って食べといて!」

と宣言しました。高校生なんだから、そろそろそのくらいできるだろうと。

「お母さんは、ご飯を作る係ってわけじゃないから。今後は交代で作ることにしようか?」などとうそぶいていました。

 

時はおりしも夏休み。彼は一日中ヒマなんだし、焼きそばとかカレーとかは時々作らせてたし、自ら凝ったオムライスを試作したりという息子です。外食費は渡さなかったけど、冷蔵庫は食材でいっぱいにしてあり、まあなんとかなるだろうと思ってました。

しかし、です。結果は悲惨なことになったのでした。

お盆の親戚の集まりで、息子がLINEのタイムラインで「ごはんを作ってもらえない」とぐちぐち書き込んでいることが発覚しました。私はブロックされてるので見られないんですが、他の全員が見ていて教えてくれました。時々、自分の作った料理を自慢げにUPしてたようですけども、毎日まともな料理を作ってたわけではないでしょう。

そして。

秋になって気づいてみれば、学校の成績が急落してました!

はい、取り返しのつかないほどに下の下の成績に。

三者懇談で、なんでこうなったの? って先生にたずねられ、「なんか、勉強する気がしなくて……」とつぶやく息子。

 

ああああああ、これは、私があまりにもほったらかしたせい?

毎日一食も作ってやらないのは、やりすぎだったか……。

と、大失敗を悟りました。

高校生になったからって、急に手を離していいものではなかったのですね。子育て、舐めてた。いや、手は離しても、せめて目を離すべきではなかったのでしょう。

中学時代に、息子が高校生になったら、私は自由だ~♪ なんて心待ちにしてたんですけど、ノーテンキすぎました。まだまだ、親の態度に敏感に反応してしまう年頃なのですね。かまわれるとウザいけどかまってほしいという、めんどくさい時期なのです。

 単に栄養不足になったという可能性もあり得ますけど、メンタルな部分は大きいのではないかと思います。

言いわけをしますと

あの夏の間、私は遊んでいたのではありません。

前職場が事業廃止になるのでその準備に気を取られ、廃止後も走り回ってあとしまつをしてました。各種届出から事務所の退去、経理やら庶務やらで忙しかったです。

それを一段落させると、すぐに大学主催の講座に通学を始めました。資格取得のためのコースで、期間は二か月弱、通学に往復4時間、授業は一日9時間(休憩含む)がざら、休みは日曜のみという日々が続きました。盆休みもろくにない過酷なスケジュールでした。あんなに勉強したのは生涯で初めてかもしれない。予習復習が必要な科目もあり、全科目の試験をパスしないと資格がもらえない、遅刻早退ができるのは通算で数時間までという厳しい内容でした。

そういう状況だったので、受講期間は息子と話すひまも十分ではなかったのです。

「今日は何食べたの?」「あしたは、あれを食べるといいよ」くらいは言ってやればいいのに、できてないなと気になってはいたんですけどもね。

自分は昼はコンビニなどで買ったもの、夕食は何を食べていたか覚えていません。今思うと、息子に「お母さんの分も作っておいて」と頼み、夜おそくなってもそれを食べ、おいしいね、よくできてるね、とかほめてやればよかったなあ。

(あっ、これって、奥さんに離婚された男のセリフみたい? シングルマザーはどうもオヤジ化するんだよね……) 

 

講座を修了したあとも、体がダメージを受けていて、しばらく立ち直れませんでした。就活も始めたし、ちょっとヨロヨロしてたと思います。息子のほうに気遣いがいかなかった。息子としては、母が自分には無関心なんだ、どうでもいいんだと感じていたと推測します。

 

人間は身近な人間に関心をもたれないと元気をなくし、枯れてしまうんですね。「愛情を注ぐ」とか言うけど、具体的にやると「視線を注ぐ」ということなのか。

ま、男子は母にジロジロ見られるのは嫌がりますけど、「ちゃんと見てるよ」という態度が大事なんだなあと思いました。

 

弁当は「かまってるよ」のサイン

というわけで、それ以来、反省して弁当つくってます。弁当作りにも、ようやく慣れてきました。

 

今、弁当を作ってるのは、「君のことをちゃんと気にかけているよ」というサインです。やっぱり手抜きですけど、作ってやると嬉しそうな息子です。

掃除は分担、洗濯は各自、でも食事はやっぱりお母さんの係なんでしょうか。犬がごはんくれる人をご主人様としたうのと、なにか同じようなもの?

 

いつぞやの、テレビの街頭インタビューが忘れられません。子連れの主婦らしき人をつかまえて質問。

 ーーダンナさんに食べさせる夕食はおいしくとか、気をつかってますか?

「おいしくないと、家に帰ってきたくなくなるでしょ」

「私もそうですねー。やっぱり、餌付けっていうか~」

男は、餌付け。主婦のみなさんのおっしゃりようは深いなあ~、真理かも、と感心しました。

 

 そうそう、先日、生まれて初めて「かに玉」を作りました。息子の所望です。

一緒に夕食をとる回数が減ったので、週に一回くらいは希望の品を作ったり、新メニューにしようという気になりました。かわりに、自分ひとりでとる夕食は普段よりもひどい手抜きになったので、手抜き度プラマイゼロってとこです。

連休の母子ふたり旅

今年のゴールデンウイークも、もう終わりですね。みなさん、よい連休を過ごされたでしょうか。

私は懸案の冬物大洗濯は中途のまま、本日最終日は旅行の始末を含めた通常洗濯で暮れようとしています。

 

今年は息子の希望により、思いがけず一泊二日の弾丸で行ってきました。

母子ふたりの連休旅行は卒業だと思ってたんですけどね。だって、高校生男子ともなると母と二人きりなんてウザイだろうし、私も連休の混雑はうんざりです。

 

子どもと旅をする

とはいえ、私も息子が中2の終わりになるまでは、できるだけ旅行に連れていくようにしてました。ひとつには、日頃は特に楽しいこともないだろう息子に、少しでも非日常の体験をしてほしかったからです。(部活でスポーツなんかに打ち込んでほしいという期待は見事に外れ、息子は家にこもりがちでした)

私はもともと旅が好きとはいえ、ふらふらと道に迷っているのか旅しているのかわかんない、というプータロー旅人です。連休の繁忙期に計画をたて、宿をとって移動の手配をして……というのはかなり苦手です。

でも、私だって子どもと楽しく旅行がしたかった。ひとり旅だったらぼんやりブラブラするだけだけど、子どもがいるからこそ楽しくしたいって思える。

だから、けっこうがんばりましたよ。

 

連休、旅行しようか?

と思いつくのが、早くて三か月前。このころにはネット上のめぼしい宿は大体埋まっています。国民休暇村とか、朝夕食付きでお手頃なところは概ね全滅ですね。こういう人気の宿は半年前に電話攻撃しないとダメなんでしょう。それと、キャンセル料がかからないうちは二股三股で予約を押さえる人がいるので、ネット上で目立つ宿はすぐにいっぱいになる、という傾向があるようです。

クラス上の宿なら空いてますけど、そんなにお金はかけたくない。いい宿に泊まること自体を旅の目的にする場合もありますが、子どもと泊まるのにそんな贅沢は必要なしと考えて、できるだけ安いところを探しました。

 

母子旅の宿のおすすめは

  • ビジネスホテル  

都市部に泊まるならビジネスホテル。便利な場所にあるので食事なしでいいでしょう。朝食バイキングなどは宿泊セットで割安の場合か、子どもが大食いの時期に限ってオーダーすべし。観光の出発点として交通の便がよいし、宿の人に無用な気を遣うこともないので気楽です。

最近は観光目的の利用も多いので、「カップル向け・セミダブルベッド利用格安プラン」なんてのもあります。子どもがちびっ子なら問題なく寝られます。

私が譲れないのは大浴場です。狭い部屋のバスユニットではのんびりできません。ビジネスホテルでも「大浴場つき」を探せば必ずあるので、そっちにしましょう。

ただし男風呂は立派で女風呂は小さい、というところもたまにあるので要注意です。

 

蛇足ですが、「ビジネスホテル」という名前の元ラブホに泊まったことがあります。口コミもチェックせず、知らずに予約してしまいました。ラブホが流行らなくなったので、ビジネスに改装したらしいです。お風呂と部屋の間に窓があり、そこを見えないように覆ってありました。値段のわりに部屋とお風呂が広いのはいいんですけどね。子どもも小さくてラブホって何なのかもわかってなかったので、いいんですけどね。ええ、いいんです。ラブホでも、泊まれたら私は。相手があれですけど。

  • ペンション・民宿 

ビジネスばかりじゃ味気ない。旅の雰囲気を味わうにはペンション、または民宿がよいです。場所はたいていへんぴなところにあるので、車でない場合は足の確保を考慮する必要がありますが、そこで過ごすことがひとつのイベントになると思います。 

選び方としては、地元産の食材を売りにした朝食・夕食を出しているところがいい。

宿の人は「自分の家」感が強いのでそれなりに気を使います。混雑時の連休はお風呂も客同士譲り合って順番に素早く……とか、部屋の鍵が甘いとかいうこともありました。

ま、それも旅の味わいのうちと考えて。人の顔が見えるのが民宿・ペンションの特色ですからね。

複数の宿で「近くに大きい浴場があるから入ってきたら」と勧められたことがありました。それはそれで、別の地元体験ができていいものです。

  • ネット予約できない宿

どうしても高知市内の宿が見つからなかったとき、宿の協会のリストを見て電話予約したことがあります。耳の遠いおじいさんが出て「はいはい~」と簡単に予約を受けてくれ、「ほんとに予約できてるのかな?」と不安になったことがありました。

行ってみるとそこはどうやら工事関係者の宿でした。大阪や東京でいうところの日雇い労働者の宿ではなく……小さい旅館でした。掃除などは行き届かないうらぶれ感がありましたが、宿の人はフレンドリーだったし、息子は備え付けのマンガに読みふけり、無事に宿泊できました。

四国では四万十川でも宿がとれず、カヌーアクティビティの予約のとき相談すると、「もしかしたら空いてるかも」と宿の電話番号を教えてくれました。そこも工事関係者御用達らしい旅館。剛毅な女将さんが近所の手伝いを使ってやっている宿でした。

ここでは分厚いカツオのたたき、大きな川ガニひとり一杯、などなどものすごい量のごちそうが出てきてびっくりしました。小学生だった息子には「和風の食べ物ばかりじゃ、物足りないでしょ」とこれまた大きな鶏のから揚げなどをガンガンサービスで出してくれて。

夕食で一緒だったカップルはオプションの天然うなぎを「これ、今日一匹しか取れなかったんだよ! 手に入って、運がよかったね!!!!」と出されて「え? 電話で聞いただけで、予約してないですけど?」とつぶやいてたけど、結局勢いに押し切られて食べてました。

朝食もそれはもう、すごい量でしたねー。四万十らしい豪快さを味わえました。

スマートで行き届いた宿を望む人、神経質な人には全くおすすめしませんけど、こういうハプニングも旅の醍醐味だと思います。

 

他には「会員制の宿」というのがあります。バブルの頃に流行ったリゾートクラブというのでしょうか、オーナー会員なら会員料金で、紹介のあったゲストなら一般より少し割引の料金で泊まれるというものです。人気の高い宿なら会員のみでいっぱいになるのでネットに出てきません。大企業なら保養所として使える場合もあるし、年配のお金持ちなら会員権を保有している確率が高い。コネがありそうな人がいたら聞いてみるといいと思います。ただし、予約は早めにしないと埋まっちゃいます。

大きくなって、ちょっぴりグレードアップ

以前は、なんでも安上がりに……が信条のような母子旅でした。昔は夜行バスも利用したし、なるべく安い列車に乗ってました。なんとかなる距離なら私の運転で、車移動。

今回はちょっと様子が違いました。まず、移動は奮発して新幹線。一泊二日しかなく、遠いとなると新幹線か飛行機しかないです。(夜行バスも長距離運転も、しんどいことはもう避けたいです)。

新幹線は飛行機と変わりなく、点と点を結ぶ移動になります。車窓の風景から土地の様子を感じるといった趣はないし、私流の旅作法からはずれますが、一泊二日に凝縮した旅行になりました。

 

食事も、どこでも食べられるマクドやチェーンレストラン、コンビニで買って済ませるなどは避け、なるべく地元らしさを感じられる店でとりました。

高校生ともなると「旅行に行ったら土地ならではのものを食べるべし」という意味もわかっているし、おいしさもわかりますからね。

 

というわけで、宿は相変わらずケチってビジネスだったんですけどね。たった一泊二日なのに、これまでになくお金がかかりました。

でもまあ、自分が若い頃、貧乏旅行であちこち行ったのに土地の名産をあまり食べなかったのが悔やまれるので、多少の出費は良しとします。

 

高校生にもなった息子と何日も向き合うのは、お互いに濃すぎる。息子の旅行目的の他に一か所プラスできたし、太く短くの旅行で良かったかもしれません。

パソコンこわい、ネット漂流

パソコン欲しくてネットに溺れる

 パソコン欲しい病にとりつかれ、しばらくスペック&値段調べ、レビュー漁りに明け暮れておりました。パソコン買い替え時だなーと思い出してから一年半、もういいでしょう。

 悩みすぎてネット漂流から帰ってこれなくなったのでポチッとケリを付けました。今、配送待ちです。

 

 いやー、物欲の業は恐ろしいですね。

 調べれば調べるほど高スペックなものが欲しくなり、「薄くて軽くて高性能で安いやつ」なんて矛盾した要求に苦しみます。ネット巡回が深夜におよび、睡眠時間が減るほどでした……。

 特にパソコンはネット上の情報が多いので、調べがいがありすぎる。あれもこれも気になって、頭が悪いので必死にメモって比較表を作ってみたり。まあ、最近のトレンド、新しいインターフェイスについてなど勉強にはなりました。

 

 そこで改めて気になったのは、

ネットで得る情報のほとんどが広告だ!!!! ってことです。

 たとえば日経系列のサイトなんかはパソコン関連の記事が多いのですが、よく吟味してみると「自発的にフラットに書いたもの」と思える記事と、「広告目的だな、この褒め口調は」と興ざめする記事がありました。まあ、スポンサーだったり、実機を借りたりとおつきあいもあるわけで、当然なんでしょうけど。いつも辛口のライターさんが太鼓持ちになってるのは、読むのがつらいし、ちょいがっかりです。

 そこで、素人さんが書いてるブログのほうがユーザー目線で書いてて信頼できるかなー と思っていろいろ読む。すると、ブログも同じ状況なんですね。だいたい、褒めてるのが多い。

 価格コムとかショッピングサイトのレビューは「がっかり」とか「このメーカーでは二度と買わない」とか熱く怒ってるのをけっこう見るけど、ブログにそんな調子の記事を書く人はいない。そりゃ、そんなもん誰も読みたくないですもんね。

 ポジティブ基調なのは別にいいんです。ただ、明らかにどの製品も褒めてばっかりのブログがある。検索結果を見渡したとき、アフィリエイト目的のブログの比率が体感8割以上とも思えます。

 かなり信頼性が高いと思われるブログでも、ときおり「太鼓持ち?」と思える記事が混じっている。中身のある面白い記事を書き続けるブロガーさんはアフィリエイト高収入だったり、スポンサーとのおつきあいも発生して、本職ライターと大差なくなってくるのかもしれませんね。読むときは何が目的で、どういう状況で書いている記事なのか、推量しながら読む必要を感じました。

 

 しかしながら、ネットに慣れてないと「この春おすすめのパソコン10選!」なんていう薄っぺらなコピぺ編集記事に引っかかってしまうかもしれません。私も最初はひっかかりました……。中身を読んだら数年前の情報を使いまわしていたり、絶対に実機をさわったこともない人が書いた記事だということがよくわかります。なのに、そういう記事が検索上位にけっこう入ってくるんです。手軽に読めるし、それだけしか見なかったら信じてしまうかもしれない。

 

若者がネット・パソコンに強いって本当?

 これは息子にも注意しておかないとなー、と思いました。

 情報リテラシーって大事ですね。情報の少ない人が騙されるのは当たり前なんですけど、今は情報がいっぱいあるなかで信頼できる情報を見つけるのがとっても大変です。

 最近、職場で若い人と接して思うに、意外にネット検索して調べるのが苦手な人が多いですね。まず検索もろくにしないで、はてなとかに質問に行っちゃう人がいる。次に検索はするけど上位だけチラ見して終わり、とか。

 

 パソコンの使い方のほうでは格差が顕著で、スマホフリック入力は早いけどキーボードはあまり使えないという人がいる。プリンターなんてめったに使わないという人も多いんじゃないかな。

 しかし、「できる」人はすごいです。Officeソフトなんて子どもの頃から使ってて、かわいいカードから見映えのする報告書まで一瞬で作っちゃうんですね。こういうのはスマホだけではできないことだから、パソコンスキルは仕事ができる人になるには必須だなと思います。

 いまどき、どんなに文系の職種でもデータをエクセルで加工するのは日常業務だし、お店なんかでもレジやバックにシステムが入ってる。パソコン苦手では生きていけないです。

 

 そういう危機感もあって、息子が高校に入ったとき格安スマホとお下がりパソコンを持たせました。スマホは月800円ほどで使えるものです。そのかわり、家は固定回線でwifi環境にしています。でっかいパソコンに親しんでくれるよう。少しは効果あるでしょうか?

 

 ところで、私の前任者はどうも「ひきこもり男子」だったようなのですが、「覚えることが多くて無理だった」、とかで辞めた(辞めさせられた?)らしいです。

 彼のメモがデスクに残ってたのを見てのけぞった。USBメモリの抜き差しの手順がていねいに書いてある。

 ――USBの使い方も知らんかったんかい!!!

 そりゃ、覚えること多すぎる、ってなりますよね。

 

 情報リテラシーは大切、パソコン知識もアップデートしていかなくちゃいけません。

 私もがんばろうっと。