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るろにん綴り

ぷーたろー気分のシングルマザーです。子育ても仕上げの時期となり、思い出したことも含めて書いてみる。

パソコンこわい、ネット漂流

パソコン欲しくてネットに溺れる

 パソコン欲しい病にとりつかれ、しばらくスペック&値段調べ、レビュー漁りに明け暮れておりました。パソコン買い替え時だなーと思い出してから一年半、もういいでしょう。

 悩みすぎてネット漂流から帰ってこれなくなったのでポチッとケリを付けました。今、配送待ちです。

 

 いやー、物欲の業は恐ろしいですね。

 調べれば調べるほど高スペックなものが欲しくなり、「薄くて軽くて高性能で安いやつ」なんて矛盾した要求に苦しみます。ネット巡回が深夜におよび、睡眠時間が減るほどでした……。

 特にパソコンはネット上の情報が多いので、調べがいがありすぎる。あれもこれも気になって、頭が悪いので必死にメモって比較表を作ってみたり。まあ、最近のトレンド、新しいインターフェイスについてなど勉強にはなりました。

 

 そこで改めて気になったのは、

ネットで得る情報のほとんどが広告だ!!!! ってことです。

 たとえば日経系列のサイトなんかはパソコン関連の記事が多いのですが、よく吟味してみると「自発的にフラットに書いたもの」と思える記事と、「広告目的だな、この褒め口調は」と興ざめする記事がありました。まあ、スポンサーだったり、実機を借りたりとおつきあいもあるわけで、当然なんでしょうけど。いつも辛口のライターさんが太鼓持ちになってるのは、読むのがつらいし、ちょいがっかりです。

 そこで、素人さんが書いてるブログのほうがユーザー目線で書いてて信頼できるかなー と思っていろいろ読む。すると、ブログも同じ状況なんですね。だいたい、褒めてるのが多い。

 価格コムとかショッピングサイトのレビューは「がっかり」とか「このメーカーでは二度と買わない」とか熱く怒ってるのをけっこう見るけど、ブログにそんな調子の記事を書く人はいない。そりゃ、そんなもん誰も読みたくないですもんね。

 ポジティブ基調なのは別にいいんです。ただ、明らかにどの製品も褒めてばっかりのブログがある。検索結果を見渡したとき、アフィリエイト目的のブログの比率が体感8割以上とも思えます。

 かなり信頼性が高いと思われるブログでも、ときおり「太鼓持ち?」と思える記事が混じっている。中身のある面白い記事を書き続けるブロガーさんはアフィリエイト高収入だったり、スポンサーとのおつきあいも発生して、本職ライターと大差なくなってくるのかもしれませんね。読むときは何が目的で、どういう状況で書いている記事なのか、推量しながら読む必要を感じました。

 

 しかしながら、ネットに慣れてないと「この春おすすめのパソコン10選!」なんていう薄っぺらなコピぺ編集記事に引っかかってしまうかもしれません。私も最初はひっかかりました……。中身を読んだら数年前の情報を使いまわしていたり、絶対に実機をさわったこともない人が書いた記事だということがよくわかります。なのに、そういう記事が検索上位にけっこう入ってくるんです。手軽に読めるし、それだけしか見なかったら信じてしまうかもしれない。

 

若者がネット・パソコンに強いって本当?

 これは息子にも注意しておかないとなー、と思いました。

 情報リテラシーって大事ですね。情報の少ない人が騙されるのは当たり前なんですけど、今は情報がいっぱいあるなかで信頼できる情報を見つけるのがとっても大変です。

 最近、職場で若い人と接して思うに、意外にネット検索して調べるのが苦手な人が多いですね。まず検索もろくにしないで、はてなとかに質問に行っちゃう人がいる。次に検索はするけど上位だけチラ見して終わり、とか。

 

 パソコンの使い方のほうでは格差が顕著で、スマホフリック入力は早いけどキーボードはあまり使えないという人がいる。プリンターなんてめったに使わないという人も多いんじゃないかな。

 しかし、「できる」人はすごいです。Officeソフトなんて子どもの頃から使ってて、かわいいカードから見映えのする報告書まで一瞬で作っちゃうんですね。こういうのはスマホだけではできないことだから、パソコンスキルは仕事ができる人になるには必須だなと思います。

 いまどき、どんなに文系の職種でもデータをエクセルで加工するのは日常業務だし、お店なんかでもレジやバックにシステムが入ってる。パソコン苦手では生きていけないです。

 

 そういう危機感もあって、息子が高校に入ったとき格安スマホとお下がりパソコンを持たせました。スマホは月800円ほどで使えるものです。そのかわり、家は固定回線でwifi環境にしています。でっかいパソコンに親しんでくれるよう。少しは効果あるでしょうか?

 

 ところで、私の前任者はどうも「ひきこもり男子」だったようなのですが、「覚えることが多くて無理だった」、とかで辞めた(辞めさせられた?)らしいです。

 彼のメモがデスクに残ってたのを見てのけぞった。USBメモリの抜き差しの手順がていねいに書いてある。

 ――USBの使い方も知らんかったんかい!!!

 そりゃ、覚えること多すぎる、ってなりますよね。

 

 情報リテラシーは大切、パソコン知識もアップデートしていかなくちゃいけません。

 私もがんばろうっと。

実家に戻れば下女暮らし(後編)

シングルマザーが子連れで実家に置いてもらうこと。

家賃・食費の危機がなくなる、子育ても祖父母に協力してもらえる。

夢のような恵まれた環境ですよね。

でも、ここには罠があります。

 

実家住みなら保育園に入れない

 よほど保育園に空きのある地域でもなければ、実家住みの人は保育園に入るのが難しくなります。保育所入所要件は「保育に欠ける」つまり世話をしてくれる人がいないことですから、「祖父母が見ることは可能ですよね?」と言われるとアウトです。

 私の場合は同居でなく、近居なのに、これにひっかかりそうになりました。申請書には「祖父母の家との距離」を書く欄がありました! 

 おじいさんは外へ働きに、おばあさんも家で事務仕事、加えて二人とも高齢(もちろん年齢チェックが入ります)……という事実を書類にし、なんとか申請できましたが。

 保育の緊急性をポイント換算して待機リストに載る順が決まるので、祖父母同居だと申請できない、またはいつまでたっても順番が回ってこないかも! シングルマザーは実家にいると、シングルマザー扱いではなくなるのです。

 

 シングルマザーのステイタス、これは重要。

 

児童扶養手当は枠外になる

 貧窮するひとり親は「児童扶養手当」というものが申請できます。所得によって段階があるけど、最高額なら子どもひとりの場合で月額4万円あまり。年々支給額が減り、所得制限も厳しくなっているけれど、困ったときは本当に助かります。

 ここでもシングルマザーのステイタス(?)が問題になる。世帯収入で所得計算しますので、実家住みなら親の収入も(年金でも)合算されます。自分が無職でもたいてい支給の枠外になるでしょう。実家にいるけど住民票は二つの世帯に分けている、という場合でも実態優先で、ひとつの世帯とみなされます。

 逆に祖父母のほうでも、子が同居することでなにかの福祉の恩恵が削減されてしまう可能性があります。介護、健康保険の自己負担、高齢者支援サービス……自治体にもよりますが、そういうものが打ち切られたら、責任とって補填しろと祖父母に言われそうですねえ。節約しようと実家に帰ってきたつもりが、かえってマイナスになっちゃうかもしれません。

 

実家で「娘さん」ではいられない

 そんなこんなを考えると、実家に戻ってひと息ついて、そのままダラダラと置いてもらうのは得策ではありません。一刻も早く、安い家賃の適当な家へ移りましょう。ちなみに、公営住宅の申込みも、実家にいると「住まいに困っている」という要件に該当せず、申し込み枠から はずれてしまう場合があるんですよね。実家にいると保育園に入れない、公営住宅に入れない、一旦入ると抜けられないタコツボとも思える状況です。

 あれ? これってなにかに似てませんか?

そう。離婚したいけどダンナの経済カ圏から出られない――そんな状態と同じです。

 

 とりあえず、まともな労働条件のまともな収入の仕事につくこと。これがいちばん重要です。時給の安い仕事を安易に続けてはいけません。

 実家にいると収入が少なくても食べてはいけますけど、それでいつまで続くでしょうか? 今はこれが楽だから、と消耗品人材に甘んじててはスキルアップもないし、先で困ると思います。

 実家にいるなら、そのメリットを活かしてフルで就活なり起業なりに動くときでしょう。

 

 実家に戻ったら、最初は祖父母は孫と接して喜ぶし、娘にも「まあちょっと、ゆっくりしたら」と言ってくれるかもしれません。でも、それは最初だけです。そのうち「自立できない娘」という扱いになり、「じゃあせいぜい家事雑用をしなさい」と24時間体制の下女身分に落ち着きます。孫もたまに会うと楽しいけど、毎日いるとなると、おじいちゃん・おばあちゃんだってしんどいものですよ。

 

 うちの親はやさしいから大丈夫、という人はまあいいですけど……祖父母を看取ったのち自分の老後までも暮らしが成り立つのであれば。

 

 しかしながら、自分が「娘さん」をやっていては、責任をもつ親として子どもに接することができないと私は思います。子どもは祖父母が育てたというのでは、せっかくシングルになった(?)甲斐もないと思います。

 

 私は、祖父母のおかげでご馳走が食べられたり、旅行に行けたりしたときは、

「これはじいちゃんのおかげだからね。お母さんはこんな贅沢できないからね」

と必ず子どもに伝えています。そしてふだんはきっちり節約生活をしています。

 人間、分相応の生活をすべきだと思うので、できるだけ私の収入だけで暮らすようにしてきました。入学祝いだとか祖父母はいつも多めにくれてたんですけど、意地でも使わないようにして貯金してます。

 子どもからは小遣いが少ないとか文句がでましたけど、親の収入が少ないんだからこんなもんでしょう、と言ってきました。

 

 子どもにしたらいい迷惑ですね。

 でも、私としてはー応自力で子どもと二人で暮らしてきた、と言えることで満足です。母に気がねなく使えるキッチンとダイニングがあり、父にもダンナにも気をつかうことなく、リビングにふんぞりかえってTVを見て、、、。

 

  これではオヤジですね。

 でも、これが私の望みどおりの暮らしです。

楽ちんなのです。

 

 

 

 

 

実家に戻れば下女暮らし(前編)

 シングルマザーは実家で暮らすべきではないと思う。

 出戻り娘の地位は下女同然です。ダンナと別れたらとりあえず実家に……と考えているあなた。やめといたほうがいいです。ほんの一時的に、というのでなければ。私も諸事情により実家に同居したことがありますが、半年で音をあげました。

■マイナスポイントー祖父母の思うこと

  • 近所の手前、人生に失敗した(!)娘がいると恥ずかしい
  • 居候なんだから、住み込みの小間使いのように娘は働くべき
  • こんなに頼りない娘は母として半人前。祖父母が子育てを指導すべき
  • ダンナがいないんだから、娘はウチのもの。親の言うことを聞くべき
  • 孫の将来は私たち祖父母にかかっている
  • 娘はひとり者なんだから、職場で高収入・昇進を目指すべき
  • 娘は母親として、残業しないことはもちろん、行事の日は仕事を休むべき

てな感じでしょうか。最後のふたつは明らかに矛盾してると思いますけどね。孫には甘く、娘にはどこまでもダメ出しが多いです。ダンナがいる娘には遠慮というものがあり、別の家庭の主婦という尊重もあるんでしょうけど、シングルマザーになった娘なんて困り者でしかないんだなあ。

 でもね、こんな扱いに甘んじていると、母としても人間としても傷つくし、自信を失います。ほんとのダメ人間になっていくと思いますよ。

 

 とはいえ、やっぱり祖父母の協力は絶大です。病気のとき、残業のとき、運動会なのに休めないとき、子どもがさびしいとき、母子ふたりきりで息が詰まるとき。

 赤ちゃんのときはお腹いっぱいで寝ていれば幸せだった子どもも、二歳にもなるといろいろと感じるところが出てきます。母子ふたりだけでは、さびしいんだろうなと思うことが増えました。このままずっとふたりきりだと、子どもが精神的に不安定になるんじゃないかな? と心配にもなりました。

 こういうとき、ママ友付き合いが得意で、親子ぐるみで賑やかにしている人なら大丈夫なんでしょうけど、私はあいにく賑やかなのが苦手。他人様の子どもも苦手です。ここは意地をはらずに祖父母の近くに住むのがいいか……!

 そこで、思い切って出身地へUターンすることにしました。遠方なので、またまた無職&保育園待機の崖っぷちです。しかし、実家に同居は避けたい。ここは「近居」を選択しました。

■実家同居のメリットーー最大に使うと?

困りに困って、止むに止まれず実家に同居する場合のメリットを考えてみましょう。

祖父母が健康で経済的にも時間的にも余裕のある恵まれた状況であるとすると。

  • 家賃が浮く
  • 食費が浮く
  • 保育料が浮く
  • 夜や休日も子どもを預かってもらえる
  • 健康保険料が浮く(国保なら世帯割が浮きます。社会保険の扶養に入れるなら、タダになります。←これはやりすぎ)
  • 習い事の送り迎えを頼める(送迎できないと習い事もさせにくいです!)
  • 運動会など晴れ舞台を見てもらえる
  • 誕生日などのイベントが楽しくできる

などなど。いやー、いいことずくめですねえ。

え?

いやいや、この居心地の良さが当たり前になってしまうと、取り返しがつかないことになりますよ。

 続きは次回。

派遣はつらいぜ

 この二日間、冷や汗をかきました!

 選考をなんとか通って採用が決まり、次の仕事が確保できてひと安心…… と思ってたのに、足をすくわれそうになったのでした。

 問題は、現在の雇用主:派遣会社です。

 新しい仕事は派遣契約期間満了後の入職予定ですから、この派遣会社とは円満にお別れできるなあと思っていたのに。

 ●派遣先が派遣社員を直接雇用する=契約違反

派遣会社の、派遣先に対する主張です。私の採用予定がわかったとたん、職場の上のほうへ通知があったそうなのです。

「うちが探してきて紹介してやった人材を横取りするわけだから、派遣先は違反金を払え」ということらしいです。

 

 派遣契約期間中なら、その理屈はわかる。でも、契約中の乗り換えじゃないですよ? 派遣契約期間はきっちり満了、しかも、内部からのスライド採用じゃなく、一般の人と同様に履歴書を送って応募し、厳重に選考にかけられたというのに。

 

 そもそも、派遣の開始時に「この契約は終了日がきっちり決まっていて、更新はありません」と派遣元・派遣先の双方から念を押されていました。だから、自分でいろいろと求人情報を吟味し、最終的に今の派遣先の、別枠の求人を第一希望として応募したわけです。

 派遣会社の営業に電話で問い合わせ、このような求職活動は通常の流れであって、私の契約違反はない、という確認をとりました。しかし、派遣先の採用行為は契約違反だというのです。

 ということは、ですよ。派遣先が「違反金を払うのは無理」となって、私の直接雇用をやめる可能性がありますね。雇ってくれたとしても、入職時に揉めた人物というミソがつきますね。

 「あなたの求職活動は契約違反ではない」

といわれながら、私は不利益を避けようがありません。また、採用取り消しになっても、派遣会社は私の希望する仕事を持ち合わせていないのは、わかっています。さらに、よその求人はひと通り採用が終わった時期なので、自力で探すことも困難です。

 それじゃ、メシの食い上げじゃないですか、ワタシ。

 

 派遣会社にとって派遣社員は持ち駒だということは承知してますが、求職活動を邪魔され、仕事の紹介もしてもらえないなんて、何なんだろうと思っちゃいますね。

 こういうのをまさに捨て駒っていうのか。

 あとになって、よけいに腹が立ってきました。派遣会社の営業に「私の仕事、どうしてくれるんですか」と強く言ってやればよかったと。私のことを「ほったらかしていたわけではなくて、仕事を紹介しようと思っていた」、なんて口先だけで言わないでほしかった。でも、無闇に攻撃的になるのははばかられ、言いたいことを抑えたのでした。

 

 そんなこんなで、昨日の晩は寝付けませんでした。

 そして今日になって、派遣会社が「違反金を払え」という主張を引っ込めたと聞きました。「今回はいいです」、と営業が言い、派遣先の上のヒトは「次回から気をつけます」と返したとか。

 今回のことが実際に契約違反にあたるのかどうか、慣れた人に言わせるとそれはグレーゾーンであって、決着は交渉次第ということになるらしい。

 

  ふーん。ホッとしたけど、釈然としません。

 

 結局、企業同士の契約の話であって、派遣社員の意志や主張は何の影響もないんだもんね。交渉の当事者ですらないし。今回は、とか、次回から、とかスケールの大きいお話ですこと。

 派遣社員というのは職場で疎外感があって、ピンハネされてる感もあるしイヤだなあと思ってましたが、本当に最悪の立場だと思い知りました。

 

ハケンの品格」というドラマが流行りましたが、あれは品格を保つようにしないと、どこまでも雑に扱われるよ ってことだったんだよね、きっと。

 出過ぎずへこまず、角たてず。つらいことですね。

 

母の愛は永年無料。

母の愛は無償の愛ってことになってるけど、ほんとにそうなのか。そんなことはないと思う。まわりの母たちを見ていると、子どもにお金と手間をかけている人ほど、子どもへの期待が大きいようだ。

「いい成績をとってほしい」

「いいところに進学してほしい」

「いい仕事についてほしい」

「早く孫の顔を見せてほしい」

とかね。

 そりゃまあ、多少は期待してまうし、まったく期待しないのも子どもにとっては「無関心」と冷たく感じられるものです。ほどほどに、がお互いに幸せです。

 

でも。

 私は子どもから、十分に見返りをもらってきたと思います。シングルで育てるのは大変だけど、その分、子どもに癒やされてきたから。

 

 若い頃は、何のために生きているのか良くわからない気がしてました。ひととおり好き勝手に遊んだし、自分ひとりがこの世からいなくなっても大勢に影響はない。あした事故で死んでも悔いはないと思ってました。

 

 子どもができると、人生が変わります。死ぬなんてもってのほかです。

 子どもが健全に大きくなれるように、母は決して病気にもなれません。子どものために休む日に備えて、自分の風邪ひきで仕事を休むなんてこともできなくなるわけです。

 

 それは大変でしたが、私が子どもを守っていたというより、子どもに生命力を強くしてもらっていた気がします。仕事に行き詰まって息をするのも苦しかったときも、子どもが寝ている布団にすがって、気を落ち着けた記憶もあります。

 

 抱っこの時期は重たくて、「早く手をつないで歩けるようになったらいいな」と思ったし、生意気な時期になるとこっちも息抜きしたくなって、「夜も留守番できるくらい早く大きくなっちゃえ」なんて思ってました。

 でも、今となってはもう一度、子どもが小さいときに戻りたい!!! とすら思います。かわいかった。癒された。楽しかったな〜。もう一度、手をつないで歩きたい! 小学生のうちはがんばって旅行に連れていき、安いホテルのセミダブルベッドに二人で寝たのもなつかしい。

 大きくなると男の子は母親と歩くことすら嫌がるので、もう二人で出かけることもありません。子どもが家にいるだけで、やっぱり癒やされますけどね。母の愛は無償じゃないけど、もうお釣りが出るくらいだと思います。私はサボりな母なので、特にそう思います。

(クリスマスとか誕生日とか発表会とか運動会とか、あのときもこのときもテキトーだったし、サボってごめんね!!!)

 

 今後の課題:子離れは重要です。

子どもが家を出てもおかしくない年になったら、いつ出ていくと言っても引き止めないようにしたいと思います。母子家庭の母は子どもにとっては重たいものです。「孫の顔を見せろ」とか強要もしないように気をつけたい。息子を恋人のように思っているヒトがいますけど、あれでは息子が辛いんじゃないかと思うわけで。

 

かわりに、猫でも飼おうかしら? と真剣に考えています。

 

 

 

シングルマザーは色物なのか

”シングルマザーはエロな目でみられることがある”

YES? 経験、ありませんか?

私は、あります。あれはまだワタクシも妙齢のみぎり……。

出産後初仕事を探すためハローワークで紹介を受けた会社で、です。

そこは中小企業でしたが、雇用促進に協力し、シングルマザーを優先的に採用するとかで勧められたのでした。

ほんまかいな と面接に行ってみると、社長が上から下まで眺め回すようにガン見してくる。

「ふ~ん、あんた、シングルマザーなのかあ」

という声が聞こえてきそうな、物珍しげというか、品定めするような、というか。

接客業でもないのに、外見だけ見るの? と思うような面接でした。

とりあえず、そこで仕事を始めることになった。

女子社員にどうも溶け込めずポツンとしていると、おじさん社員(既婚者らしい)が親切にしてくれました。

話しやすい人だなあと思って、世間話として車選びについて聞いたりしました。

すると。

すばやく車の営業を会社に呼んで、商談をまとめてくれようとするんです。

えっ? そこまで頼んでませんけど? この人、車の営業サンからインセンティブでももらうのかしらん?

と、当惑しながら話だけ聞いて、営業サンには帰っていただきました。

その後、おじさん社員はなぜか、「もっと相談に乗ってあげる」とか言って、私の家までやってきた。今考えても、どうやって私の家がわかったのか謎なんですけど……。

(社長か総務の人と噂話をしてたとしか、思えませんね!)

相談って、なんなんでしょうね。

「男に不自由してるだろ? 相談にのるよ」

「お金も不自由してるだろ? 相談にのるよ」

みたいなことだったんでしょうかね。

あきれます。ゲスすぎ。

不自由しててもしてなくても、あなたに頼ろうとは思いませんてば。

ちょっと話すようになっただけで、イケそうとか、やれそうとか思われるんだったら、誰とも口を聞けないじゃないか! 私は決して、そんなお誘いオーラは出していなかったと思いますけど?

もちろん、「特に困ってませんから~」と冷たく追い払いましたが、最後まで

「え? なんで? ほんとにいいの?」

と、なんで絶好の機会を提供してやってるのに、俺を逃すんだと言わんばかりの態度でした。アホですね。

確かに、シングルマザーをやってると独身男性に敬遠されたり、遊びに行く機会がなくなっちゃって寂しいのは事実です。しかし、ゲスい男に安く見られるのだけは勘弁ですね。

くれぐれも、気をつけましょう!!!

 

シングルマザーの雇用促進とは

厚生労働省のHPによると、「特定求職者雇用開発助成金」というものです。

障害者、高齢者、母子家庭の母などを雇用した事業者に対し、お金が支給されるんです。ハローワークなどからの紹介からに限り、雇用期間などいろいろ支給要件があります。

私の場合、請負で働くことにしたので雇用保険の被保険者にならないことで、支給要件を満たさなかったと思います。そんなことなら、最初から「シングルマザー」の触れ込みで紹介してもらわないほうが良かったかも。

 

おととし、またハローワークから紹介をもらったとき、係の人に聞かれました。

「『母子家庭の母』かどうかを書く欄があるんですけど、どうされます? 先方に考慮していただける場合もあるし、気を使われるのがイヤという方もおられるし……」

はあ。

もちろんお断りしました。いい思い出、ないですからね。

 

 

 

「保育園 落ちた」を越えればオーライなのか?

子どもは保育園だけではカバーできません。

 実際に出産するまでは、「子どもは保育園に預ければ普通に働ける」などと考えてましたが、甘かったですね。保育園の預かり時間は非常にシビアです。

 公立の保育士は当然のことながら公務員なので、基本は定時終業であり、土日祝は休みです。6時以降は延長枠に入れた子だけ「お残り保育」があり、それも7時で終わりでした。土曜日も特例的なクラス編成で預かってもらいましたが、迷惑なのでやめてほしいと常に圧力がかかっていました。(と言われてもやめられませんけど!)

 つまり、保育園に合わせると、親は早朝・遅番シフトのある仕事にはつけません。土日祝シフトも当然のサービス業なんて全然無理ですね。女性がつきやすい仕事といえば販売などが有力だと思うのですが……。保育園のサービス制度はお粗末だと思います。

 無認可の保育園で土日や深夜までやっているところもありますが、まともな保育園であればあるほど保育料が高い。認可保育所とベビーシッターさんを併用する人もいるけど(これを二重保育という)、いずれも月額10万円超えの保育料になったり。よほどの収入がないと耐えられません。

 あと、病気やケガで保育園から呼び出しをくらうことが多々あります。たいしたことがなくても、大事をとって保育園はガンガン保護者に迎えを要求してきます。朝の検温で微熱があっても登園はできません。

「病児保育」をする保育園もあるのですが、手続きが面倒だったり遠方だったりします。突発的な不調のときに預けてすぐに仕事へ、という使い方は無理とわかりました。法定伝染病で長期に保育園へ行けないときなどを想定した制度なんでしょうね。

 高給取りではない一般人の対応策としては

  • 市の保育ボランティアを利用(有料ですよ)
  • ママ友と相互サポートする

 これくらいでしょうか。保育ボランティアは知らない人にポンと預かってもらうのではなく、親子ともに顔合わせと慣らし保育の必要があります。ママ友とは普段から親子ぐるみで付き合ってないと無理ですね。

 

子育てと仕事の綱渡り

 で、ワタクシはと言いますと。保育ママは慣らし保育が必要というところで前へ進めず、ママ友と仲良くするのも苦手。ってことで、おおむね独力で綱渡りの生活をしていました。

 出産後、仕事を得るまでがいちばん大変でしたね。保育園はまだ入れず、無認可に一時預かりしてもらったのですが、ゼロ歳児を預かってくれるところは本当に少ない。保育環境もお粗末で、部屋が暗くてなにやら怪しげ。「大丈夫? 死んだりしないよね?」と不安にかられながら就活していました。

 どんなに急いでも一回の面接で何千円もの保育料がかかるし、辛かったです。シングルマザーでゼロ歳ゆえか、そのうち認可保育所に入れたので一息つけました。(ゼロ歳クラスは当然ながら途中入所枠があるので入りやすいのです)

 普通に出勤する仕事につく可能性も探っていたのですが、乳児がいるとわかった時点で却下され、応募するだけ無駄だったようです。結局、フリーで在宅でできる仕事になんとかありつき、病気やケガの呼び出しなどに対応できる体制になりました。

 しかし、ここで勘違いしている人に言いたい。

 在宅ワークをなめないでほしい。子どもを見ながら普通に仕事をするなんて、無理な話なんです!!!!

 急ぎで夜に仕事をしたり、子どもが病気で登園できなかったときは、納期がおして泣きそうになりました。子どもがいると邪魔されてばかりで、超低速でも仕事になりません。(子どもにすれば拷問ですよ。ママがいるのに邪険にされるなんて!)

 このときばかりは知人に来てもらって乗り切りましたが、お返しにできることも少なく、本当に申し訳なくいたたまれなかったです。

 市の保育受付では「在宅なら保育の必要性は低い」みたいな扱いを受けますけど、じゃあおまえやってみろと言いたい。仕事は仕事、在宅は特に品質勝負なので甘くないです。

 また、在宅といっても打ち合わせが長引いて迎えの時間に間に合わないかも、という場面があったり、先方の指定時間がもとから保育時間内に収まってなかったり、ヒヤヒヤすることも多かったです。子どもを理由に都合をつけてもらうことが多いと受注が少なくなるので、そのへんをごまかすテクニックも必要です。 

  この時期はいつもヒヤヒヤしているのと、子ども迎えに走っていた記憶しかありません。

 

日本死ね」でなくて、これからは。

  現状、産休・育休が取れて、復帰後も時短制度があったりと恵まれた環境の職場で働ける人が最高ですね。出産まで有期雇用で働いていた自分がアホやなあと思いました。ま、仕方ないですけど。そういう仕事の選び方はしてませんでしたから。

 今後は、女性も男性も家族のために突発的な休みを「お互い様」と認め合える職場が多くなるといいなと思います。子育てする女性だけが特別扱いで、他の人が損した気分になるのではなくて、です。

 介護のためだったり、自分が医者に行ったり、いえ、美容院やセミナーに行くとか私用で休むことも、みんなでやればお互いさまではありませんか。

 実際のところ、育児休暇で長期に休むと復帰が大変です。また、休暇終了後は子どものために休まなくて済むというわけでもありません。

 育休や介護休暇制度を長くするよりも、誰でも1時間単位で必要なときに休める環境だったらいいなと切実に思います。

 がんばれ、日本。