トイレトレーニングは絶対に必要か
トイレトレーニングって最近どうなってるんだろう
と思って検索してみました。
いつから? コツは? などなどたくさん記事がありますねー。
冬場は寒くて嫌がるので、避けたほうがいいよ とか
短期集中でやること! とか、いろんなTipsがあり、熱いですね!
トイレトレーニングは永遠の課題なのか……。と感心しました。
しかし、私の記憶に息子のトイレトレーニングの思い出はほとんどありません。
おまるを用意し、その後、小さいお尻でも座れる補助便座を置いたくらいでしょうか。
理由はもちろん、トイレトレーニングは保育園まかせだったからですね。
いつオムツが外れるか悩むこともなく、気がついたらオムツがいらなくなっていた。
仕事のこととか、病気の対応とか、そういうことで頭がいっぱいで、
トイレトレーニングにまで気が回らなかった というのが正直なところです。
また、保育園でやってくれてるから、と安心していたわけです。
では保育園のトイレトレーニングとはどんなものなのか。
- オムツは、布オムツ一択
- 決まった時間に毎日おまるに座らせる
- パンツの日を実施
オムツは、布オムツ一択
保護者にとって布オムツは結構な負担になります。
布オムツを持っていき、帰りは汚れた布オムツを持ち帰り、洗わなくてはいけない。
息子がいた園では、感染防止のため、保育園で予洗いはできないとのことでした。外したオムツは丸めて袋に入れ、そのまま子供の荷物へ入れられます。
オムツの中にはウンが入ったままです。これ、電車で持って帰る人はかなり大変ですし、夜中に汚れのこびりついたオムツを洗うというのも、これまた大変な作業です。
やけを起こして「ひどいのは捨てる!」と断言するお母さんもいました。
せめてウンくらい捨ててほしいという保護者と、園側でもめたこともあったなあ。
保育士にとっても布オムツは、漏れたりするので大変なんですが、
ちゃんとした(?)保育園は絶対に布オムツですね。
別にエコの観点から布オムツにしているわけではありません。
布オムツは、履いてる本人がコトを致したあと、とっても不愉快になるからです。
(今の紙オムツは性能が良くて、少量ならオシッコのあとも大して気にならないし、親もすぐに取り替えない傾向にあるようです。昔は逆に、紙オムツの性能が悪く、かぶれたりするからダメと言われていました)
布オムツは、不愉快。
そこがいいんですね。
最近の紙オムツは性能がいい。排尿後も吸収が良いため
「トイレに行くより、オムツの中でやっちゃえ……」
と考えるお子さんが結構多いようです。
トイレって寒いし、狭いし、お尻を出すのイヤですよねー。
十分大きくて道理のわかった子供ほど損得を考えて、あえてオムツを外さないのかもしれません!
毎日決まった時間におまるに座らせる
トイレトレーニングは2歳頃からが一般的なようですが、初めて通った保育園では1歳になる前からおまるに座らせる時間を設けていました。
今思うとオムツが取れたのはずっとあとのことで、ずいぶん早く始めたんだなという印象です。(転園したので、そこに続けて通っていたら早くオムツが取れたのかも?)
しかし、トイレトレーニング開始!と言って、いきなりおまるに座らされ、トイレに連れて行かれ、親は意気込んでいるという状況だと、子供は引きますよね。
習慣的におまるや座ったりトイレに行くのは、慣れる意味でも良さそうです。
オムツ外しが遅れている大きな子は「トイレは自分の行く場所じゃない」と思ったりしているようですからね。
パンツの日を実施
1歳までいた保育園では、「パンツの日」もありました。パンツは性能のいいトレーニングパンツではなく、やっちゃったらビショビショになるやつでした。気候のいい日、ズボンは履かずTシャツとパンツで過ごします。
これは家庭では、ちょっと大変すぎますね……。
これも狙いはやっちゃったら本人が不快になることでしょう。
うまくいけば、おまるで用を足し、パンツはいつまでも軽く快適。そういう体験をさせていたんだと思います。
保育園で早くからばっちりトイレトレーニングをしてくれていたわけですが、結局オムツが外れる時期がとても早かったかといえば、そうでもない。1歳前からはじめて、3歳くらいで終わったかな? という感じです。
保育園に通っていると、周りがオムツをやめていくのに自分だけ……という状況になるので、自然に子供もトイレに行くようになる
というのが実際だと思います。
オムツはずし、遅れてもいいんじゃないか
オムツ外しは幼稚園入園までに! と頑張っている方も多いと思います。
しかし、子供は幼稚園に行けばトイレに行く気になるんじゃないかなー。
3歳にもなれば、あとは子供のやる気次第だったりしますからね。
そんなに完璧にできなくても、いいと思うのですよ。
屋根の修理は要注意。気合を入れて依頼するべき
今年も台風・大雨と来て、被害が大きかったですね。
今年は無事だったのですが、うちも二年前の台風では多少被害がありました。
しかし、屋根の修理のあとで「こうすれば良かった」と反省点がいろいろと残りました。結果として、うまく収まったんですけどね。
注意点をメモとして書いておこうと思います。
台風が去った朝、家の周りを見ると木製物置が大破し、梅の木が根元から45度に傾き……。
片付けていると、割れた屋根瓦が落ちているのを発見! どうやら、隣家の木の太い枝が折れ、バンバン飛んできたため瓦が割れたようです。
やばいっっっ!
即、業者に連絡しました。
雨漏りで一度水の道ができると、何度も雨漏りしますからねー。
一度の修理で完治しないと、どこが漏っているのかわからない
という状態にもなります。何度直してもらっても効果なく、そのうち建材が濡れて腐ったり虫が湧いたり。雨漏りは恐ろしいです。
屋根の修理を即、手配!
屋根の修理が必要とわかったとき、雨漏りが心配で「早くしなくちゃ!」とあせりました。仕事を休む算段をつけて業者と日時をすり合わせ……とドタバタ。
でも、最速で見に来てもらって良かったです。数時間遅かったら、他からの依頼殺到で何日も待たされるところでした。
その業者は信頼できるのか
普段なら当然のことなんですが、台風などで被害が大きいときは、どこも忙しくて来てくれない。つい「誰でもいいから来て」となりそうですね。
でも、家は古くなるほど手をかけないとだめです。今後もお願いできる業者がいいと思いました。知ってる業者がなければ、近所の家とお付き合いがあるところがいいかもしれない。
うちの場合は築10年未満だったので、保証期間中だし、当然ハウスメーカーに頼んだんですが、ちょっと微妙でした……。
ダメな業者ではないけど、屋根修理の人は下請けで、ハウスメーカーの担当者が指示した部分「だけ」しか見てくれてなかった。
任せきりにしないで、念を押すべし
同時に被害にあったTVアンテナを直しに来た電気の業者さんが、
「別の箇所も、瓦が割れてますよー」
と教えてくれたので、修理漏れが発覚しました。
うちの屋根は急で足場がなく、自分では見れないとはいえ、ちゃんと施工の立ち会いをしたほうが良かったです。
「お仕事に行かれて留守でも、やっておきますよ」と言われて、私は立ち会いなしで済ませちゃってたんです。
本来なら立ち会いをして、
「どことどこが悪かったの? どんな具合?」
「他に悪いところない?」
「全部見てくれたんでしょうね?」
などなど、うるさく聞いて、念を押して、出来上がったときにお礼を言って、それから帰ってもらうのが筋ですよねー。
こういう、人を相手にして手間をかけるべきところを省略すると、失敗するんだなと思いました。
火災保険で直せるところは全部直すべきだった
悔やまれるのが、このとき雨樋を直してもらわなかったこと。何ヶ月もたってから、雨樋の枡の部分が破損して、だだ漏れになっていることに気づきました。
どう考えても、屋根と一緒に壊れた疑いが濃厚。
早く片をつけたい一心で頭が回ってなかったんですが、あとになって別に修理するとなると、保険請求が面倒ですね。(そもそも請求が通らないかも)ぜひ屋根と一緒に、火災保険で直してもらうべきでした。
今も、雨が降るたびに雨樋のマス部分がゴボゴボ言ってます。これ、いつ直したらいいんでしょう。なんか、きっかけがないと取り掛かりにくいんですよねー。
火災保険の免責が大きい
免責20万円。
え? てなりました。20万円を超えない工事は保険が降りないとか。屋根の破損がごく小さいから、保険は出ないかもって……?
そして、TVアンテナは家屋の一部とは言えないから、全額自分で払うんだとか。
えええ~?
アンテナ、高いんですよね。衛星放送と地上波と両方分です。コケただけでも精密機器なので、新しいのを設置しないと、とか。
などなどと言われてビビりましたが、結局全部、保険で見てもらえることになりました。ハウスメーカーで保険に入っていたので、請求も全部お任せで、保険をおろしてもらいました。
しかし、ろくな見積もりもよこさず、一体どういう請求をしたのやら。謎です。
火災保険を見直し、免責は小さく。
今年、ハウスメーカーの人が保証期間最後の点検にやってきました。
点検を兼ねた延長保証のための施工と、修理の営業でもあります。
そこで、保険の見直しを勧められ、免責5万円のプランの保険に加入し直しました。
これで小さめの修理にも対応できる。
マンションと違って、戸建ては手をいれないと本当に朽ちていきますからね!
安普請の家は、よりお金を投入しないとダメ
延長保証プラスアルファでやりましょう、と勧められた外回りの施工内容は、
- 防蟻処理
- 外壁洗浄・シーリング・塗装
- サッシ洗浄・塗装
といったものでした。
「普通、15年くらいでリフォームするものかなと思ったんだけど」
と私が言うと、そうなんです! とハウスメーカーの人。
「○○ハウスさんとか、××ホームさんなら、15年くらいでいいんです。
でも、うちはほら、坪単価が安いでしょ? 当然、外壁材にしろ何にしろ、安めのものを使ってるんです。だから、うちの場合は10年でオススメしてるんですよ」
「そうなんですか!」
そう、うちは坪単価が安いことで有名なハウスメーカーの施工です。
なんか、めっちゃ納得がいきました。だから安いんだねーって。
でも、正直に教えてくれてありがとうって思います。
このまま保有し続けるなら、早めに手を打たなくちゃ、ですね……。
学生さん、年金手帳はもらいましたか
ハタチになったら学生さんも年金加入。健康保険と年金手帳は、日本人の基本アイテムです。
しかし、ときどき、いますねー。
「今から加入しても、老後に年金なんてもらえないでしょ? 入るだけ損」
なんて人が。でも、私は絶対に加入したほうがいいと思います。その理由を整理してみました。
◆そもそも年金制度とは
加入したほうが……なんて言いますが、「年金」と「健康保険」は日本居住者なら強制加入です。いわば税金のようなもんですね。
ざっくり分けると、職場で加入する社会保険と、自分で市役所なんかで手続きする国民年金・健康保険のふたつとなります。職場の社会保険から抜けたら、国民年金・健康保険に加入します。
役所への加入手続きが何ヶ月も遅れたところで、職場の保険を抜けた翌日から加入となり、しっかり保険料は請求されますよー
◆なぜ年金に入らないの?
国民年金なんて入らないよ、という人も多いようです。その理由は
- 手続きが面倒だから年金加入しなかった
- お金がないから年金加入できない
- 年金加入はメリットがない
1.手続きが面倒
手続きを忘れてた、知らなかったという人も多いみたいです。
うちの息子も二十歳になったので、まず年金と健康保険について説明。口うるさく言って自分で手続きに行かせました。学生なので年金加入と保険料免除の手続きが同時にできます。
親がやってしまうと、本人は何も知らずに社会人になり、天引きの社会保険料が何かも知らず、会社を辞めたときに加入忘れ……。ということになりがちなので、ここは本人にさせるのが大切だなと。
将来的には社会保険の年金と国民年金は完全に一本化する方向ですが、いまのところ自分でちゃっちゃと手続しなくちゃいけません。
あ、そういえば夫の扶養に入っている主婦は、夫が社会保険から抜けると、自分も国民年金に加入する必要があります。それまでタダだったのが一転、個人的な支払いとなるわけです。これを「知らなかった」として年金加入漏れの主婦が大量にいたというニュースは記憶に新しいですね。
--呑気すぎるやろ と思うのは私だけでしょうか。若い世代には、こんな人は少ないと信じたい。
2.お金がない
社会人が年金に加入する場面は、主に退職して社会保険から抜けたときですね。
お給料がなくなったというのに、容赦なくやってくる諸々の支払い! 年金・保険だけじゃなく住民税もある。ほんまに毎回(何回もやってます……)死にそうになります。
月々の給料天引きは「しかたない」とあきらめるわけですが、自分でキャッシュを握って保険料を払いに行くとなると「払わなくてもいんじゃね?」と思いがちですよねー。私はこれを克服するため、ドカンとまとめ払いします。泣きながら。
3.年金加入はメリットがない?
年金制度は壊れるから、加入するメリットなし!
と言い切る人も少なくありません。しかし、本当にそうでしょうか?
どんなに少額でも、老後の年金は死ぬまで続く。何歳からもらえるか、どのくらい長生きするかにもよりますが、即座にメリットなしと言い切れないと思います。
メリットがあるのかないのか、よくよく計算してみる必要がありますね。ただ、今後も制度は変わっていくし、働き方にもよるので予測が難しいところです。
しかし、私が息子に「国民年金は必ず入るように!」と言った理由は別にあります。これについては、あとで書きます。
◆「年金、加入しなさいよ」 という理由
1.年金加入の必須期間が短くなった
必要な資格期間が25年から10年に短縮されました|日本年金機構https://www.nenkin.go.jp › oshirase › topics
というわけで、「24年間しか加入してないから年金がもらえないよ!」などという悲劇は起こりにくくなりました。
年金受給に必要な資格期間は10年、免除してもらった期間も資格期間を数えるときは有効なので、収入激減のあったときや、産前産後などは免除手続きをしましょう。免除の手続きをしないで単に払わない/加入しない というのはもったいないです。
企業に勤めれば自動的に社会保険に加入するわけで、結構な保険料を払い続けるはず。会社を辞めた時点で、それをまったく払い捨てにするのは避けたいですね。せめて10年の資格期間は確保したほうが良さそうです。
日本年金機構のHP
https://www.nenkin.go.jp/service/seidozenpan/yakuwari/20150518.html#cmskokumin
2.個人で年金をカバーできる?
いろいろな投資や資産運用で結果を出している個人が多いこの頃です。
そういう人は、国のあてにならない制度にお金を払うより、自己責任で年金分くらい稼ぎ出すよ、と言うかもしれませんね。しかし、年金は老後にもらうだけのものではありません。
- 老齢年金
- 障害年金
- 遺族年金
国民年金からの大きな給付は、以上です。障害年金・遺族年金についても個人でカバーできるか検討したほうがいいでしょう。
3.障害を負ったときの救い
障害年金。年金加入を必要だと思う理由は90%これです。
私は、病院勤務で障害年金の診断書なども扱っていたから切実に思います。
「障害を負った時に年金に入っていなかった」
後悔しても後の祭りです。障害年金はもらえません。
精神障害の年金の場合も、発症時の受診の際に年金加入があったかどうかということになります。うつ病・双極性障害・統合失調症、いずれもそうです。
障害をかかえる人の家族も、お世話のために存分に働けなかったり、生活は大変苦しくなります。障害年金があるからなんとか生活できているという方がたくさんいます。
障害年金はもらえない、生活保護を受けるほど丸裸ではない。(本人・家族が多少でも働けそうならこうなります)
こんな苦境にあるケースを本当にたくさん見たので、
「障害年金のために、年金には絶対に加入しなさい」と息子に言ってます。
老後の備えというより、今の備え。保険です。
◆あとで後悔しないために
これだけ「加入しろ」と言っておいて何ですが、私は現在、年金に入っていません。
日本の住民票を抜いて海外に出た場合、加入義務はなくなるからです。
海外居住者でも年金加入は可能ですが、障害を受けた場合、障害年金をもらうことはできません。
年金は30年ばかり加入し、このへんでもういいかなーと思った。
それから、今後は海外居住者に対して老齢年金給付の制限がつくようになるかも……。と思ったのが理由です。
この選択が正しいかどうかは、わかりません。
たとえば、会社員だった人が、あと少しで加入期間10年になるところで会社を辞めて海外へ……。という場合は任意加入して10年は達成したほうがいいと思います。
場合によりますね。
後悔しないように、私ももう一度検討したいと思います。
保育園、実は無償にならない
保育園の無償化で喜んでいる人と、怒っている人がいる。怒っているのは無償化の恩恵に預かれないらしい人たちです。
その原因は?
1.保育無償化の対象年齢でない
対象は3~5歳。0~2歳は住民税非課税世帯に限ります。
誕生日が来て三歳になると年度途中でも対象になりそうなので、同じクラスに対象児童とそうでない子が混在することに。なんで年度ごとにしないんでしょうねー。
2.保育無償化対象施設ではない
認可の保育園に通う児童は自動的に対象になります。
認可外保育所・保育を行う幼稚園などは、どういう認定・確認を受けているかで異なります。また、預かり事業やファミリーサポートも対象になるものがあります。
認可に落ちたから対象外施設に通っている……という方にはイタイですね。
3.保育料の便乗値上げ
補助が出る金額に合わせて保護者に打診もなく保育料を値上げし、保護者の負担額はちっとも減らない事例がたくさんあるのだとか。ひどい話です。
保護者には補助の恩恵がなく、保育園がピンはねしてるってことですよ。
行政がそこを阻止する様子がないのも腹立たしい。
保育士不足の折、行政が保育園運営者へ出すべき補助金を出せていないので、ここは大目に見ているのか?
「子供を増やしたい」という国の本気度が疑われますね……。
4.保育無償でなく一部補助
そもそも保育料の無償化といっても全額ではありません。補助金額に上限がある。
認可外施設に通っているなら基本的には月額37,000円までです。
だから便乗値上げされたため負担額は変わらない事態が発生するのですね。
また、補助は保育料の部分のみで、PTA会費や諸々の費用は対象外です。運営費確保のためか、諸費のかさむ園もあり、園によって差がつく部分でもあります。
5.制度がわかりにくい
国の言う「保育」は何らかの事情で「保育に欠ける子供」に対する福祉なので、「保育の必要あり」と認められない児童は対象外になります。
ただし、利用施設自体が「認定を受けている」場合は、そこを利用する児童は対象に含まれます……。
なんのこっちゃ? わかりにくいです。
要は、対象施設だったらラッキーってことですね。
- 自分の子供は対象なのか
- 利用する施設は対象なのか
- 手続きは必要なのか
以上は、自分で確認する必要があります。
大阪市のHPがわかりやすかったので、リンクを貼っておきます。
https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000349320.html#111
しかし、当事者の方はお住いの自治体のHPをチェックしてくださいね。
保育は自治体独自の制度がいろいろあり、差がありますので。
6.なんか不公平
保育園利用者でないところからも、怒りの声があがっている!
家で保育している人たちです。いわく、
「子供をただで預かってもらえて、職場でお金をもらえて、ずるい」
なるほどっ……。
- 保育園に落ちたから止む無く家にいるという人
- 祖父母が同居だから保育園申し込みが認められない人
このような方々には納得いかない制度です。
7.まとめ
便乗値上げで騙された感ある、施設によって差があるのは不公平、などなど問題の多い制度ですね。施設や事業が認可・認可外・認定など多様なので恩恵に差が出ているのですが、決して利用者が自由に選択できているものではない。
この制度のせいで保活がより厳しくならないことを祈ります。
国はこれでお茶を濁さないでしっかり仕上げていってほしいと思います。
子育て卒業のワタシとしても、他人事ではありません。
子供が育たない国に未来はないですからね。
20歳の誕生日
私はしばらく日本から出ることにしました。
日本出国から1ヶ月がたった今日は、息子の二十歳の誕生日です。
二十歳の誕生日に母が祝ってくれないって、やっぱり寂しいよね。
プレゼントを航空便で送るつもりが、いつものごとく買いそびれているし。
相変わらずアカン母です。
Lineでおめでとうメッセージだけ贈りました。
学生だから、成人したからといって特に替わりはないだろうけど、これから社会に出るための準備期間だねと。
うっとうしいかもと思ったけれど、
「いつでも聞きたいこととか要望・愚痴とかあったら言ってね」
とも書き添えました。言いたいことを言わない息子が、少しでも言いやすくなるといいなと期待をこめて。
それから、
プータローな母でごめんね と。
私は仕事をやめて、予定もたたないままVISAの延長を重ねて海外滞在しています。
日本を出て思うのは父と息子が大丈夫かなってことです。近くにいてもお世話を焼くわけではないけど、私がいるだけでいざという時の安心感はあったでしょう。
今は父と息子はなんとなく心細いのかな。
そう思うと帰国したほうがいいのかしらんと思ってしまいます。
しかし、私の人生仕切り直しのために出てきたんです。
「もういいな、これで充分」と感じてから帰るようにしたい。そう思っています。
産後自殺が死因の第1位だなんて。
今日のニュースに驚きました。産後1年以内の女性の死因、第一位が自殺だそうです。産後うつはよくある症状なのですが、「2016年までの2年間で少なくとも92人」。
かすかな自殺願望が子供ができたことで霧消する……ということを私は実感していたので、これは衝撃でした。
昔に比べて産後自殺がどのくらい増えているのかわかりませんが、最近は共働きで里帰り出産が減っていること、祖父母世代の高齢化で手助けが困難なことも関係しているかもしれませんね。
子供の命や将来にかかわるかも? とあらゆる場面で考えてしまって、何をするにも決断がこわい……と孤独に辛い思いをしている人も多いでしょう。
こういうとき、きっちりした有能な人ほど大変なんですよね。子育てするうえで、安全や健康に配慮するための情報をたくさん集めて、あれもこれも気をつけなきゃ、ってなりますから。
私も大雑把な性格とはいえ、情報が入れば入るほど「そのとおりにしなくてはいけない」と思ってしまって、しんどかった記憶があります。だいたいノウハウ的なことって「〇〇すべき」「〇〇に注意」「〇〇はダメ」と、忠実に従おうと思うとそのとおりできなかったり、面倒だったりすることばかりなんですよね。
今思えば、授乳指導を守るのがいちばんしんどかった。
まず、出産準備品目に「体重計」が必須とありました。
出産後、家に帰ったらすぐに使います。授乳前に体重を測り、授乳後にもう一度測って、飲んだ量を記録する。母乳が足りないようなら粉ミルクを足してやる。(私の栄養不良だったのか母乳は少なかったので)。つまり体重計の目的は、飲みが足りなくないよう、多すぎないよう測ることでした。
がんばりましたよ。授乳指導で言われたとおりに。最初は母乳→足りなければ粉ミルクをやる。
結果として、1ヶ月健診で「飲む量が全然足りない。母乳はもういいからどんどんミルクをやって」と言われました。子供は出にくい母乳を飲もうとする段階で疲れてしまい、必要量のミルクを飲めていないようだとのことでした。
思うに、マニュアルどおりにやろうとするあまり、私がもたもたしすぎていたんでしょうね。それで子供の飲み方が悪くなったんだと今は確信しています。
でも、ドクターに言葉に出さないにしろ「ダメだなあ、こんなんじゃ。ちゃんとしなきゃ」みたいな態度をされて傷つきました。一生懸命やったつもりだったのに。
あの一ヶ月の記憶にあるのは、体重計・記録用ノート・授乳時間の間隔といったこと。他にも哺乳瓶の消毒だとか、グッズや慣れない手順が多くて手間取りましたね。そもそも、子供の様子よりも、体重計測によって飲み足りたかどうかを判断するなんてアホみたいじゃないですか? グッズや手順に気を取られて子供の様子を感じ取ることが疎かになるなんておかしいじゃないですか?
もはや子育てというより、化学の実験をやってる感じですよ?
初めての子育てでは、やるべきことや、やり方の情報などは必要ですが、「なぜ必要なのか」「無理ならやらなくてもいい」「このくらい適当でも大丈夫」といった情報もぜひ必要だと思います。
そういう情報は専門家が書いたものより、楽しい子育てブログにたくさんあるんじゃないかな。しかし、信頼性の問題があるので、保健指導のときに「適当でも大丈夫なポイント」を教えてほしいですね。そして母親が気分的な余裕を持てるようになるといいなと思います。
出汁にでる輝かしき主婦の品格。
男は餌付け、などと以前に書いた気がする。
とはいうものの、私は料理がとっても苦手です。息子が独立したのちは、母のご飯を楽しみに里帰りするなんて一切ないかもしれない……というおそ松さん。今のところ一応「作ってくれてありがとう」くらいは思ってくれてるようですが、それも私にとって料理が苦痛だと知っていて、その労力に感謝しているだけなのでしょう。
先日、中高時代の同窓生が集まったときのこと。
(なぜか私はガラにもなく良妻賢母を育てる系の女子中高出身です。ここの生徒は大金持ちではない地味めのお嬢様がたが多かったのですが、何に対しても常に本物・上質をお求めになる筋のいい家の芸術にも造詣の深い文化的な方々でした。私はなじめなくて苦難の日々を送りました)
凄腕主婦で料理上手なみなさんは、出汁をとるための昆布はどのタイプを購入、だしじゃこはどこのデパ地下で、といった話題で盛り上がってました……。
「長い間、出汁なんて取ってないなあ」
つぶやいた私に「どういう意味?」「なんで?」と、みなさんドン引きしてました。
私はこのところ上等な白だしを購入するというちょこっと贅沢に気を良くしていたのですが、「だしをとらない」などとは、彼女たち主婦の鏡のような方々には考えられないことなのでした! 誕生日ケーキも基本手作りの方たちですから無理もないけど。
- 食の安全を考え、防腐剤・化学調味料・加工食品などは避ける
- ふだんから本当に美味しいものを食べる
この2点を基本に考えれば、だし昆布にこだわるくらいは当然なのですね。しかし、いちいちネットで食品の出どころを調べたり細かく成分表を神経質にチェックするといったことはしないようです。
それは、しっかりした生産者から食品を買えばそういったことはクリアできるからです。「しっかりした生産者」というのは必ずしも著名の大手メーカーではなくて、産地そのものがブランドになっている食材だったり、老舗で製造した調味料だったりということです。上質なスーパーが近隣にない人は、宅配野菜を注文するということもしているそうです。
あからさまに贅沢なご馳走をいつも食べているわけではなく、食材・調味料すべてに美味しくて安全な「良いもの」を求め、あちこちでひと手間を余計にかけて食事を作る。普段の食卓は見た目は地味でも、素材を厳選し、それを最大に生かすよう工夫して家族に食べさせているのです。
当然、お金も時間も標準的な家庭よりも多くかかりますが、家族の健康と食の楽しみを預かる輝かしき主婦の品格と言えるでしょう。あっぱれ。
こういう人たちを前にするとへこみますね。こちらは惣菜コロッケがメインディッシュだったり、出汁入り味噌を愛用してたり、弁当はすべて冷凍食品だったりしますので……。私は料理きらい・時間がない・お金もなかったし、余裕のあるマダムなあなたたちとは違うんだよねー、ってひがみっぽくなります。
シングルマザーとしては、毎日働いて時間に押されて余裕がないと、料理は時短が第一になるんですよね。この状況、あなたたちにわかる? と言いたくもなりますが、子供が成長してそんな時期も過ぎたので、もう言いません……。
さて、このところ、ひとりの食卓が多くなったので、毎日のようにひとり鍋か野菜炒めなんかですませていて、たいへん味気ない日々です。さすがに飽きてきました。
時間に余裕ができてきたので、今後は私も少しましな料理を作ってみてもいいかな? という気になってきました。たまには面白がって作れるエスニック料理なんかを作ってもいいなー。家族のためでなく、自分のためなら好きに作れるのがいいですね。そして特別なときだけ、人にふるまおうと思います!
義務で作るのでなく、趣味としての料理を始めるのは楽しいかもしれません。